自作な用語集

覚えておくと便利かも…?

 

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RAID (レイド・名称)

 HDDを複数台繋げて、信頼性やデータ転送速度を向上させる仕組み。何種類かのレベルに分かれている。

 実際に使用する場合には別途RAIDコントローラが必要。

 

RAID 0 (レイド 0・名称)

 俗にストライピングと呼ばれる方式。HDDを複数台繋ぎデータを分散させることにより、データ転送速度を高める方式。

 しかし、パフォーマンスは良いが、万一片方のHDDが故障したときには、データを復旧させる事は不可能なので、信頼性は期待できない。

 例:80GBのHDD2台で組むと、160GBのHDDとして認識される。

 

RAID 1 (レイド 1・名称)

 俗にミラーリングと呼ばれる方式。HDDを2台繋ぎ2台に同じデータを転送し、万一片方のHDDが故障したとしてもデータは保護される。

 しかし、信頼性は格段に高いがパフォーマンスが期待できないことと、実用量が半分になってしまうことが難点。

 例:80GBのHDD2台で組んでも、80GBのHDDとして認識される。

 

RAID 2 (レイド 2・名称)

 データ用HDDとエラー検出訂正技術ECC用HDDに分けられ、記録される方法。

 現在は、HDDのエラー検出訂正性能が向上してきたこと、また別にECCドライブを複数台用意しないといけない事から、製品化された例は非常に少ない。

 

RAID 3 (レイド 3・名称)

 RAID2を改良したもので、ECCでは無くパリティを用いた方法。大容量データの処理に最適。

 

RAID 4 (レイド 4・名称)

 RAID2/3ではビット単位で行われていた処理を、セクター単位で行うようにした方法。必要なHDDにのみアクセスするため、読み込みは速い。しかし、書き込み時にはパリティ更新など色々面倒な処理をするので、RAID3より遅くなってしまう。

 

RAID 5 (レイド 5・名称)

 複数台のHDDにパリティを分散させるもの、信頼性が高くパフォーマンスも良い。業界では、もっとも一般的な方法。

 

RAID 0+1 (レイド 0+1・名称)

 RAID 0とRAID 1を組み合わせたもの。合計4台のHDDが必要。パフォーマンスも高く信頼性も高い。

 例:80GBのHDD4台で組むと、160GBとして認識される。