
マザーボードです。メインボードと呼ばれることもあります。パソコンを制御する中核のチップを集めたボードであり、まさにマザー(母体)になるパーツです。このマザーボードにCPU・各種ボード・各種ドライブを接続してゆきます。
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デュアルCPU対応マザーボード |
シングルCPU対応マザーボード |
デュアルとシングル
使用するCPUやケースの大きさによって使用するマザーボードは異なってきますが、まず「デュアルCPU対応」と「シングルCPU対応」と大きく2つに分類できます(上写真参照)。
言前者は2つのCPUを搭載でき、後者は1つのCPUを搭載することができるのです。なお、デュアルCPUは、一般的に個人向けでは無く、企業のサーバや一部のプロフェッショナル向けです。普通の人はシングルCPUで十分です(詳しくはCPUのページを参照してください)。
さて、マザーボードには、サウスブリッジとノースブリッジと呼ばれるチップから構成される、チップセットと呼ばれるチップが載っています。
言葉通り、サウスブリッジはマザーボードを縦にした時、南に位置するチップのことを指します。サウスブリッジには、各種ボードや各種ドライブを制御する機能を持っています。
また、ノースブリッジは、CPUやメモリーを制御する役目を持っています。つまり、チップセット選び=マザーボード選びに等しいと言っても過言ではないかもしれません。
ATXって何?
マザーボード、ケースや電源の統一された規格(フォームファクタ)のひとつです。ATX以外フォームファクタとして、ATXよりマザーボードのサイズが小さい「MicroATX」、ブック型パソコンなどで使用される「SFX」などがあります。
通常、自作パソコンを作るときは「ATX」フォームファクタを選らぶ場合が殆どです。マザーボード、ケースや電源にしろ、ATX対応のものが一番多く、パーツの選択の幅が広いためです。
使用するCPUによってチップセットは変わる
次にチップセットについて紹介してゆきます。使用するCPUによって異なってくるので、使用CPUを選んでください。
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