AMD社製CPU

  メーカ製PCにはあまり採用されていないCPUメーカです。以前から、インテル互換プロセッサを作っていたメーカでもあります。現在は大きく分けて、 プロ向けの"Opteron"、ローエンド〜ミドルエンド向けの"Athlon"の2種類に分けられます。

 

  AMD

Opteron

名称 タイプ FSB 特徴
Opteron 24X Socket 940 Hyper-Transport AMD初の64bitCPU。既存のx86(32bit)にも対応してます。2CPUに対応。
Opteron 14X Socket 940 Hyper-Transport 1CPUまでしか対応してないOpteron。間もなく登場?
 Opteon について
AMD初の64bitCPU"Opteron(オプティオン)"が発売されました。サーバ・ワークスステーション向けのCPUです。

Intel Itaniumプロセッサの対抗馬として登場したわけですが、値段的にはIntel Xeon同じくらいで意外と安価です。

Opteronの凄い所は、Itaniumは64bit(※)に対して、今私たちの使っている32bit(x86アーキテクチャ)にも完全対応している点です。 けど、実際の性能はどうなんでしょ(^^;

※…Itaniumで32bitソフトを走らせるエミュレート機能があるが、とても使い物にならないらしい。なお、IntelもAMDに対抗し、年内にもこの機能を強化したプログラムをリリースする予定。

Optironでは、CPUの性能を分ける為、3ケタのモデルナンバーを採用しています。

 

Athlon XP

名称 タイプ FSB 特徴
Athlon XP
(Barton)
Socket A 400MHz 3000+以降からFSB400になってます。
Athlon XP
(Barton)
Socket A 333MHz 新コアBartonが採用されています。
Athlon XP
(Thoroughbred)
Socket A 333MHz FSB333MHzのThoroughbred。
Athlon XP
(Thoroughbred)
Socket A 266MHz 1700+(1.47GHz)から、"Thoroughbredコア"が採用されています。
 Athlon XP について
AMDのローエンド〜ミドルエンドユーザ向けのCPU。値段も比較的安くて、初心者の方の入門にも良いかもしれません。

FSBとかも細かく分かれているので、マザーボードが対応しているか良く確認してみてください。

 

Athlon MP

名称 タイプ FSB 特徴
Athlon XP
(Barton)
Socket A 266MHz Bartonコア採用のMP。2800+のみ登場しています。
Athlon XP
(Thoroughbred)
Socket A 266MHz  
 Athlon MP について
Athlon XP をDualCPUに対応させたものです。安価にDual環境を構築できるのが魅力です。

 

Duron

名称 タイプ FSB 特徴
Duron
(Morgan)
Socket A 200MHz Celeron に対抗した低価格CPU。 但し、1.3GHz止まりでこれ以降のアナウンスはない。このまま蒸発か?
 Duron について
ローエンド向けCPUとしての位置付けでしたが、最近ではAhtlonシリーズも安くてローエンド向けでもある為か、Druonのリリースは止まっています。事実上終わりのCPUです。

-