CD-RWとDVD-RW
最近ではDVD-RWドライブも非常に安価になってきて、2万円を割る製品も出てきました。最大4.7GBまで書き込むことができますので、バックアップ等にも最適です。ちなみに、DVD-RWならCD-RWドライブと同等に、CDにも書き込むことが出来ます。
と言う訳で、予算ケチる場合や特にこだわりが無ければ、DVD-RWを付けてしまっても良いと思います。
DVDには"-"と"+"がある
DVD-RWと一言でいっても、実は"DVD-RW"と"DVD+RW"の2種類があります。ちょっと選ぶときに、判りにくいですよね。この"-"と"+"ですが、共に書き込みの互換性はありません(書き込んだものを双方で読み取ることは可能です)。
「どっちが良いのか?」と言われるとちょっと困りますが。実際、使い始めればどっちを使っても同じと思います。下に比較表を作ってみました。
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良いところ |
悪いところ |
DVD-RW |
メディアが安い(DVD-R:78円/1枚) |
Videoを書き込んだとき、他のプレイヤー等で読み込めない場合あり。 |
DVD+RW |
Videoを書き込んだとき、他プレイヤー(PS2等)との互換性が良い。 |
メディアがちょっと高い |
互換性を取るならば"+RW"を、ランニングコストを少なくしたいならば、メディアの安い"-RW"を選ぶといいです。…ですが、欲張りな方は両方取りたいですよね。(そういう人の為に有るのか判らないけど)
ソニーより"-RW"と"+RW"に対応した、"DVD+/-RW"ドライブが発売されています。
ちょっと値段は張りますが、個々にドライブを買うよりは全然安いです。
DVD-RAMもある
"DVD-RW"と"DVD+RW"の他に、読み書き・消去が可能なDVD-RAMと言う規格も有ります。内容的には、"DVD-RW"と同じなんですが、"DVD-RAM"はカートリッジ型でパソコンなどのデータ記録専用として用意されました(※)。
容量は片面4.7GB、両面で9.4GB記録することが出来ます。なお、"DVD-RAM"は"DVD-RAM"ドライブでしか読み取れませんので、互換性が悪く中途半端な存在になっています。
※…当初"DVD-RW"はビデオ記録向けとして用意されていたが、"DVD-RAM"の互換性が最悪で、データ記録用として使われる事が多くなっている。 |